安全で強力な錆取り洗浄剤 R55
R55は、頑固な錆やさび汚れを化学変化で簡単に素早く除去、強力でも安全な人にやさしい業務用の錆取り洗浄剤
R55は、鉄さび、コンクリートやタイルの錆染み、靴や衣服の錆汚れやかなけも落とし、さび止め効果もある
R55は、お風呂の鏡やガラスのウロコや水栓の固い水垢、コンクリートのエフロも安全に簡単に除去できる
成 分 | 食用の正リン酸が主成分、Ph1の強酸性液、腐食性物質。 |
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液性・粘度 | 無色透明の液体で、比重1.3、粘度はさらさらタイプはゼロ、べとべとタイプはべたべた程度 |
毒性・燃焼性 | 毒性無しの安全無害、不燃性でガス発生も無い |
能力 | あらゆる錆び、浮き錆、こぶ錆、錆染み汚れを落とす |
用 途 | 工事現場の鉄筋・鉄骨、看板、ガードレール、ペイント塗装の下地処理、バイク・自転車・機械・工具、コンクリート壁や石畳・モルタル建材、ステンレス流し台 |
下地へのダメージ | 下地のメッキや塗装を傷めないが、長時間放置で腐食や剥離する |
人体への安全性 | 素手で扱え触れても大丈夫だが、手荒れのある人は手袋着用 防護服の着用は原則不要だが、長時間作業には手袋・マスクは必要 |
使用方法(原液使用)
塗布前 処理 | 剥離している塗膜やメッキを金ブラシ等で除去 油汚れ、砂、粉じん、塩分等をできるだけ除去 こぶ錆や浮き錆等の錆ゴミは、できるだけ除去 |
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作業時のポイント | 作業日は、晴天で気温10度以上の暖かな日の施工が良い 反応速度を上げる場合、錆取り剤を50度以上に温め使用すると効果的 塗布後乾燥を防ぐようラップなどで覆い、ドライヤーで温めると効果的 夏場で対象物の温度が高すぎる場合、薬剤の蒸発を防ぐため、散水などして対象物の温度を下げて施工。 |
施工方法 | 浸漬、刷毛塗り、ローラー、噴霧 塗布5~10分後、浮き出た錆カスを金属ブラシ等で除去 錆が残る場合、塗布後金属ブラシ等で薬剤をこすり付け浸透させる 錆取り後、水洗いし乾燥させる。 |
2種類のR55 | R55には、さらさらタイプと粘性のあるべとべとタイプがあります。 さらさらタイプは、浸漬や噴霧もできますので主にこちらをご使用下さい。 べとべとタイプは、垂直面の壁など薬剤を塗り留めることがし難い場所にお使い下さい。 ペーパーラッピングなど工夫ができる場合は、混ざりのないさらさらタイプが効果的でお得です。 |
使用量の目安 | 軽度: うっすらした錆 20㎡/kg 1回施工 中度: 下地の鉄が見える 10㎡/kg ブラッシングにより2回施工 重度: 下地の鉄が見えない 5㎡/kgkg ブラッシングにより複数回施工 ※状況により、ラッピングなどで乾燥を防ぎ30分放置。 |
除去方法(目的別)
■ 錆汁(錆汚れ)
- 外壁のコンクリート・タイル・モルタル・金属などに付着した錆汁は、塗布後ブラッシングで擦り洗浄する。
- メッキや塗膜の下から出ている錆汁は、錆汁に直接塗布、数分後サンドペーパーで軽く研磨し水洗い。
- 通常メッキや塗膜を傷めないが、亜鉛系塗料に反応するのでテスト後施工。
■ こぶ錆、うき錆、厚い錆
- 取り外せるものは、浸精(ディピング)が最短で最適。
- 取り外せない厚い錆は、薬剤R55を浸透させるため、多量に染み込ませた不織布等を張り付け浸透時間を長くする。
- 薬剤を塗布した上から金属ブラシなどで擦り、薬剤の浸透を助けると効果的。
- 作業途中で錆ゴミを落とし、対象物の状態を確認しながら、上記作業を繰り返す。
■ 鏡やガラスの水垢やウロコ
- 天然石床や洗面台などには養生しておく。
- べとべとタイプを塗布しラッピング、1分後そのラップを丸めてブラッシングし、水洗い。
- 酷いウロコは、塗布後100均のダイアモンドクリーナーで軽くこすり、よく水洗い。
■ ステンレス、アルミ製品、衣服
- クロム・ステンレスには影響がないが、アルミ・錫・銅にはわずかに、一部の樹脂や木綿系衣服に反応する場合があるので、テスト後使用。
- 錆取り剤をつけたまま放置は、変色する場合がありますので、作業後必ず水洗いなど処置。
■ 塗装やメッキ製品
- 塗装製品やメッキ製品には、ほとんど影響なし。
- 状態がひどい場合や亜鉛系塗料は、変色の可能性があるので、テスト後施工。
■ タイル、コンクリート、モルタル、石
- ハケ塗後、ブラッシングで錆ゴミを除去後、水洗い。すぐ作業なら対象物に影響なし。
■ コンクリートのエフロ
- エフロにハケ塗し、薬剤効果で柔らかくなった部分からへらで削り取り、薬剤を浸透させていく。
■ かなけの除去
- 青森のお客様が、色々な錆取り剤で落ちず困っていた「かなけの錆汚れ」がR55で落ち、多くの方に使い方を知らせたいとお礼の手紙をいただきました。
かなけ除去の方法は、
青森のお客様ご使用例(PDF)を参考にして下さい。
■ 防錆を高めるには
- 通常の防錆は、錆取り作業後水洗い乾燥状態で、防錆効果は継続。
- より強い防錆被膜を作るには、R55を塗ったままブラッシング・拭き取りし赤錆を除去。表面が青黒錆になったら1日放置で被膜(白い粉吹き状態)形成。
- 塗装・コーティングは、白い粉表面を研磨後作業。白い粉は、食品用のリン酸で人体に影響なし
取扱説明書は、
R55-Manual(PDF)を参照下さい。
安全データシートは、
R55-SDS(PDF)を参照下さい。